これから調剤薬局に転職したいと考えている薬剤師は、きっかけを作るために何ができるのかを考えてみるようにしましょう。普通に考えてみるとインターネットが得策ですが、インターネット以外のやり方でも仕事情報を見つけられるようにしておきたいところです。
例えば、ハローワークにも足を運んで、薬剤師として活躍できるような職場がどこになるのか教えてもらうと良いでしょう。同時に、仕事情報が掲載されている雑誌にも、きちんと目を向けるようにしておきたいところです。
いずれにしても自分から能動的に動いて様々な仕事情報を見つける必要があるので、そのことに関しては頭の中に入れておきましょう。今後も有効求人倍率がさらに高くなってきます。という事は、1人の薬剤師として満足できる求人情報が見つかりやすくなってくるということでもあるので、今後に注目しましょう。
現在薬剤師の求人市場は「売り手市場」と言われています。その理由としては平成18年度より薬学部が6年制となり、新卒薬剤師の数が以前よりも確保しにくいということや大手ドラッグストアによる調剤事業への参入などが挙げられます。
各企業は中途採用によって薬剤師不足を補ってきましたが、依然として人材不足の状態は続いています。そのため近年では薬剤師の転職時の勤務待遇や条件がかなり好条件となっており、転職をお考えの方にとってはチャンスと言えるでしょう。
薬剤師の勤務先は様々ありますが、その中でもおすすめなのが調剤薬局です。一般的に休日を確保しづらく給与が低いと言われる病院勤務と比較すると待遇が良く、休日も日曜と祝日が休みである場合が多いです。またドラッグストア勤務は勤務時間が長く、場合によっては深夜まで及ぶ事がありますが、調剤薬局は近隣の病院の診療時間に合わせて開局することが多いので、夕方には閉局するところがほとんどです。
ワークライフバランスを重視しつつ、薬剤師としての経験や知識を積みたいのであれば、調剤薬局が最もおすすめの勤務先だと言えるでしょう。
事務職で正社員を目指すなら調剤薬局の求人をチェックしてみて下さい。まず、資格については何も資格を持っていなくても応募できる求人はたくさんあります。事務職にはいろんな資格がありますが、資格を持っている方が有利に仕事を探せますが必須というわけではありません。
調剤薬局の事務職は職場によってパソコンのソフトが異なるので、それをマスター出来るかどうかが大事です。要するに実際に働いてみなければどんなソフトを使うことになるのか分からないので、それほど資格は重要でもありません。
パソコンの基本操作が出来ることは必須です。資格よりも重視されることは経験です。どんな職場でも良いので事務の仕事の経験を持っている方が有利です。調剤薬局の求人はとても多いので、正社員を目指す場合に様々な求人を見ながら比較して転職先を探せることが利点です。